オフタイム［デザイン］プロの技

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デザインの前に

　最近ではＨＰ制作ソフトを使ってＨＰを作ればほとんどの事は出来ると思います。反面、ＨＰ制作ソフトの高機能化に伴いソフト自体を使いこなすまでに結構な時間と労力が必要になってきました。
　もちろんプロに発注すればある程度のコストがかかるのはやむをえませんが、実際にソフトを購入し使い方を把握して、新しい技術を習得しながら…と考えますと、あながちコストだけの問題ではないような気がします。
　それに完成までの時間も忘れてはならない要素です。もちろん会社の規模などにもよりますが、現在の業務とＨＰの連携なをのアイデアを考えたほうが有効ではないでしょうか？　もちろんその際、インターネットに関しては詳しいプロからの意見も貴重かもしれません。

以下に基本的なプロの技をご紹介いたします。

画像

　インターネットでは画像を自由に使えるのが魅力です。ですが、使い方次第でガラリと見え方のイメージが変わってきます。それは表面的ものからシステム的な事まで多様化しております。

　実例を申し上げますと、以下の画像は全てが違います。
（クリックしますと拡大の写真が出ますので、比較してみて下さい。）

１
撮影したままの写真

２
加工した画像

３
容量を抑えた画像

１と２・３は視覚的な違いです。
デジカメで撮影した写真を加工して電話をよりグラフィカルに見せています。

２と３の違いは画像の容量が違います。
Ｗｅｂという媒体では容量は小さい方がいいにこしたことがありません。
　２　小：8kb、大：60kb
　３　小：3kb、大：15kb
これを１ページ内に数十枚使っていますと、通信速度の速い回線と遅いとでは表示時間に大きな差が出てしまいます。画像の質を保ち、容量をなるべく小さくする。これもプロとしての技の１つです。

文字

　Ｗｅｂの世界でも文字に対するこだわりが必要です。
ただ羅列するだけの文字では見難く、デザインが必要です。
　初心者がやる事として、行をあけるのに改行を入れたり、文字間隔を広げるのにスペースを挿入したりしますが、全ての文字にやっていては不効率です。プロに頼めば全体そのものにデザインを加えて見やすく致します。

いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす	いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす	いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす
１通常の文字	２少し行間をあけてあります。	３更に行間と文字間隔をあけています。

　ここにご紹介したものはほんの一部に過ぎません。サイトも見るエンドユーザーの事を考慮しつつ、その中で最大限の表現をする。それは些細な事から始めて大きく積み上げる。大きな事だけがプロの技ではないのです。